俺は一体何お話をしているのか?蛇の恩返しは本当にあるのか?なぜ俺に連絡してきた?俺はどう立ち回ればいい?落ち着いたら急に疲れてきた、俺明日仕事だけど?来週末有給取れるかな?富良野行って何したらいいかな?

「自転車に乗りたいー!」

酒を飲みながら奴が放った一言により

土日はサイクリングになることが決定!でも何が怖いって、、、

あんさんチャリ持ってませんやん汗

「貸して」

そう言われて僕は自転車屋に走った

パーツを2,5000分も購入し

ヴィンテージロードバイクをすべて直し仕事終わりのやつを待つ、時間は13:00

やつは来た

「層雲峡に行きたい!泊り!風呂!酒!」

マジで言ってんのか片道60kmはあるぞ、、、山だぞ、、、坂だぞ

取り敢えずホテルを予約し(1人,15000)この時点で3万の出費

てくてくとサイクリングロードをひた走る2台

「これ天気悪くなるくない?」

「悪くなる前につけば良くない?」

↑この時まだ当麻だぞ、北海道舐めんなよ汗

何の定、雷雨に見舞われ橋の下で待機、、、、1時間のロス

雨が通り過ぎ走りだす、さっきまでの雨で路面は濡れている、、

道の真ん中に長いものが転がっている枝か?枝にしては随分と、、、?長い?動いた、、?蛇だ!!

蛇と認識するまでえらい時間がかかってしまった、しかし蛇を殺したらバチが当たると昔じいちゃんが言ってたので必死にハンドルとブレーキで回避行動

次の瞬間、俺の体は蛇をオーバーロールで飛び越えた、、、ダイハードだ、ダイハードばりのやつだこれ、、、

地面に叩きつけられた痛みで立ち上がるのが遅れた、忘れていた俺の後ろにはやつのチャリが、、、、

轢かれた!人身事故と思ったが日頃の行いがいいのでタイヤは俺の目の前を通り過ぎる

バイクなら死んでたぜ、、、ちなみに蛇くんは無事でした、蛇の恩返しはあるのだろうか? それは旅の終わりに唐突にやってくることを俺はまだ知らない

自転車は愛別に入る、ここまでは道は平坦だったのでおじさん達のチャリは楽しく進んできた、しかしだここから層雲峡は知っての通りびっくりするくらい登る

だって、川さかのぼってるんだよ?シャケじゃねーんだから、、、

「きつくない?」

きついよ!すかさず俺は機転を効かす

「上川からバスで行く?」

「いや、違うでしょ!!チャリでしょ!!!」

〜10分後〜

「一回バスの時間見よ』

ここまだ安足間ですが?上川までまだ10kmはありますよ????

「20分後にくるよ?、どうする?」

「チャリ積んでこ!」

すごい考え方である、路線バスにチャリ2台積んで30km向こうに連れてってもらおうというのである

バスが威圧的な音を立ててバス停に入ってくる

「プシュ〜〜〜〜」

おかしい、なぜか中央の入り口ドアが開かない、そして前のドアが開いた。

そうか!本州仕様か!、、、そんなわけはない、いつもの道北バスである

「あの〜チャリ積んでもいいですか??」

おじさんが運転手と交渉している、こんな交渉は聞いたことがない、俺は待っていた、、

「プシュ〜〜〜」

おい!バスどっか行ったぞ!どうした!

「チャリダメだって、、、」

だろうな、こうなったら俺はこう言うしかない

「上川駅までチャリで行こう、、、10km」

だが不思議なことにバス停で30分は待っていたのがよかったのか?早く酒が飲みたかったのか?

我々の足は意外と軽かった、途中弱虫ペダルみたいなおっさんに抜かれはしたが、我々はついに上川駅に降り立った

上川駅に着いた、この時はまだ俺は最近知り合ったスナックのねーちゃん(上川出身)のことが頭にあったので

(後で、写真送って話のネタにしてやろう)とか思いながらバスを待つ

素晴らしいベンチだ、ガタガタするシロアリが住んでそうなベンチだ

まあいい、道北バスでドナドナされよう、時間は午後18:00位

はい、いきなりご飯ですね

ビュッフェですね、味も素晴らしい

でもなぜ「バイキング」ではなく「ビュッフェ」なんでしょうか?

文字が打てません!こんな単語打ったことないよ

カップルに合わせて亜洒落な表現にすな、バイキングだバイキング

おしゃれですね、風呂⇨飯⇨酒⇨風呂→酒→散歩となりました

題、散歩してるおじさん

この構図撮りがち、、、、、

こんな写真も撮れるおしゃれなホテル、中身は

外みは、廃墟だったけど、、温泉もよかったよ

朝飯を食ってこんな写真を撮りながら

「暇だから写真でも撮って帰ろうぜ!」って言っていたら

そんな時、俺のiphoneに着信が

「line!」

〜〜〜〜〜〜第二章に続く〜〜〜〜〜〜

「line!」

ん?誰だこんな日曜に??確認

「〇〇〇〇」

こっこれは、元カノではないか!、一年ぶりの連絡である、この前は俺が指縫った時にどうやって風呂に入ればいいか電話して以来である

「今日の昼からとか何してる?」

どうしよう、一つ言えることはこんな所でおっさんと写真撮りながらアイス食ってる場合ではない!

大至急帰りの便を探す

道北バスは、層雲峡から旭川まで直行便が出ている

それに乗れば帰れるのだが、私たちのチャリは上川駅に放置している

本当は、上川からはチャリで帰ろうとしてたのだが話が変わった

「チャリは車で回収する」

旭川到着、おじさんと別れ、上川まで車をぶっ飛ばす

俺の中ではもう24のカウントダウン状態だ時刻は12:50分

来る時はここまで4時間はかかってるのに、25分で着いた、結論高規格は偉大な道

また、25分で戻ってきて時刻は13:50分、遅かった今からではあいつの行きたいとこには行けない

ただまぁ、なんだかんだ来週にでも行くって言うことで話はついたのでよしとする

問題は俺の足がついてるかどうかわからんくらい痛い事だ

蛇の恩返しが本当にあるのかどうかは来週以降にわかることになるだろう

たまには、22〜23の頃を思い出しながら観光でもしよう。

気を使わなくて良いのも素晴らしい、

 

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